【犬の種類・分類】はどのくらいあるの？飼う前に犬の特徴と特性を理解しよう。

こんにちは！Nature Cottage Akabekoです。相談者さんからご質問いただきました。

相談者さん

イヌにはたくさんの種類があるとのことですが、その分類と種類がいるのか教えてください。

では、【犬の種類・分類】はどのくらいあるの？飼う前に犬の特徴と特性を理解しよう。というテーマで解説します。(監修：NPO法人アニマルワン)

犬の種類・分類
ペットと泊まれる裏磐梯の隠れ家コテージ Nature Cottage Akabeko

犬の種類・分類

日本では約200種弱の犬種がペットとして飼養されているといわれていますが、イヌの血統書の発行や犬籍登録を行っている（財）ジャパン・ケネル・クラブでは、日本での犬種を１０のグループに分けています。このグループ分類はイヌの形態や作出された目的などにより区分されています。

第１グループはシープドッグ＆キャトル・ドッグ（スイス・キャトル・ドッグを除く）の部門で、代表的なイヌとして、オーストラリアン・キャトル・ドッグ、ボーダー・コリー、ジャーマン・シェパード・ドッグ、シェットランド・シープ・ドッグ、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークなどがいます。

第２グループはピンシャー&シュナウザー、モロシアン犬種、スイス・マウンテン・ドッグ& スイス・キャトル・ドッグ、関連犬種の部門で、代表的なイヌとして、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、マスティフ、ミニチュア・シュナウザー、ボクサー、ニューファンドランド、ドーベルマンなどがいます。

第３グループはテリア部門で、代表的なイヌとして、ジャック・ラッセル・テリア、ヨークシャー・テリア、エアデール・テリアなど、○○○テリアといわれるイヌたちが含まれます。テリア種は本来、狩りや狩猟用のイヌとして調法されてきました。

第４グループはダックスフンド部門です。ダックスフンドにはスムースへアード、ワイアーへアード、ロングヘアード・ミニチュア、ワイア－ヘアード・ミニチュア、スムースへアード・カニーンヘン、ロングへアード・カニーンヘンなどの種類があります。地上だけでなく、特に地下狩猟犬としてダックスフンドは有名です。

第５グループはスピッツ＆プリミティブ・タイプの部門で、柴犬、日本スピッツ、甲斐犬、秋田犬などもこのグループとなります。その他代表的なイヌとして、アラスカン・マラミュート、ポメラニアンなどがいます。

第６グループはセントハウンド&関連犬種で、ビーグル、ダルメシアンが属します。

第７グループはポインティング・ドッグです。ポインターやセターのグループで主に鳥猟に活用されたイヌで、狩猟をした鳥がどこに落ちたかを知らせる仕事を主にするものです。代表的なイヌとして、イングリッシュ・セター、アイリッシュ・セター、ブリタニー・スパニエルなどがいます。

第８グループはレトリーバー、フラッシング・ドッグ、ウォーター・ドッグの部門です。ブラッシングドッグやガンドッグといわれる部門ですが、日本ではガンドッグのレトリーバーが人気です。代表的なイヌとしてはイングリッシュ・コッカー・スパニエル、フラットコーテッド・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーなどがいます。

第９グループはコンパニオン・ドッグ＆トイ・ドッグです。いわゆる愛玩犬です。代表的なイヌとしては、狆、シーズー、チワワ、プードル、パピヨンがいます。

最後の第１０グループはサイトハウンドです。サイドハウンドとは視覚猟獣犬のことで、猟犬でも視覚に優れていて俊足なスピードで獲物を追い込むことが特徴です。代表的なイヌとしてはアフガンハウンド・サルーキ・ボルゾイ・アイリッシュ・ウルフハウンドなどがいます。

飼養するイヌを選ぶときは、よくそのイヌの特性や特徴を理解して選ぶようにしましょう。