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【犬の白内障】症状の特徴と原因について

犬の病気・ケガ

こんにちは!Nature Cottage Akabekoです。相談者さんからご質問いただきました。

相談者さん
相談者さん

うちの犬の目玉が真っ白なんです。もしかしてこれって病気なのでしょうか?もしそうなら、回復の可能性はあるのでしょうか?教えて下さい。

では、【犬の白内障】症状の特徴と原因についてについて解説します。(監修:NPO法人アニマルワン)

犬の白内障について

一般的に目の水晶体の正常な透明度が失われる疾病として有名なのが、白内障です。その他、眼の混濁として、角膜が混濁して透明性が失われるものに角膜炎がありますが、この角膜炎はいくつかのタイプに分類することができます。また、角膜ジストロフィーや緑内障などの症状として眼に混濁がみられることも知られていますし、乾性角結膜炎でも角膜が乾いて眼が不透明に見えることがあります。

これらの疾病には先天性と後天性とに分類することもできますが、やはり早急に動物病院でしっかりと検査をしてもらうことです。眼科のほとんどの疾病は獣医師の治療を必要とすることを忘れないでください。

さて、眼球の白濁についての疾病の代表として、白内障について簡単に説明しておきましょう。イヌの白内障には遺伝的なものが多く、6歳以前に表れる若年性白内障は75種以上の犬種で報告されています。

これに対し後天性白内障には、加齢や他の眼の疾病や糖尿病などが原因で発症したり、アルギニン不足による仔犬での発症などがあります。また、6歳以上のイヌの失明の原因に多いのが老齢性白内障です。加齢による高齢が原因で、水晶体に青みがかった濁りが発生するのです。

水晶体の中心から発生し、少しづつ周辺に広がっていきます。最初はまばらに白濁していますが、均一に不透明に白濁してきたら白内障の成熟期に達していると推測できます。老齢性白内障では、両眼が同時に成熟期に達することは珍しいといわれ、老齢性白内障だからとって、すぐに完全失明するものではありません。

イヌが自由に歩き回れないような視覚障害になるほど悪化しない限り、老齢性白内障にたいして手術を実施することは少ないようです。この水晶体とはいわゆるレンズのことですが、このレンズを除去するとハッキリと輪郭まで映像を捉えることは難しくなります。

ただし、単にものを見ることは可能だといわれています。しっかりとした視力を完全に取り戻すためには人工レンズを利用する方法もありますが、治療や手術の方法などについては、イヌの年齢や症状を考慮し、しっかりと獣医師と相談して決めるようにしてください。

ご質問のワンちゃんについても、いろいろな疾病が考えられると思いますが、是非、獣医師に診てもらい適切な対応をしてもらうようにしてください。

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