犬と暮らす 犬の飼い方・しつけ

自宅の庭で犬を飼う際の注意点と、その適切な環境づくりの方法とは。

犬の飼い方・しつけ

こんにちは!Nature Cottage Akabekoです。相談者さんからご質問いただきました。

相談者さん
相談者さん

家の庭でイヌを飼っていますが、庭でイヌを飼うのにどのようにしておくのがよいのでしょうか? 注意点などがあれば教えてください。

それでは、自宅の庭で犬を飼う際の注意点と、その適切な環境づくりの方法について解説します。(監修:NPO法人アニマルワン)

犬にとって快適で適正な環境づくりは?

庭でイヌを飼養する場合に主に注意することは、“イヌにとって快適で適正な環境かどうか”“近隣に迷惑をかけないような工夫をしているか”があります。

風雨や日差しを充分に避けられる環境

まず、環境についてですが、風雨や日差しを充分に避けられるようにしておくことです。特に必ず日陰を用意し、暑いときにはイヌが日差しから隠れることができるようにしてあげてください。犬小屋を用意しておけば充分と思っている飼い主が多いようですが、夏の暑い時期に犬小屋の中はかなりの高温となり、中にいることができません。夏は犬小屋のうえにタープやテントなどで直射日光が当たらないようにしてあげる工夫をしてあげてください。

イヌは我々人間より摂氏5度程度低い温度が快適温度であるといわれています。また、ヒトのように発汗による体温調節ができません。呼吸にたよる体温調節に頼っていますから、いつでも新鮮な水が飲めるようにしておくことも大切です。とても暑い時期には、日陰にいるだけでなく、土を掘り起こして冷たい土に体をこすりつけて涼むこともありますから、コンクリートだけでなく水はけの良い土や芝などの地面のほうが好ましいといえます。

雨季には犬小屋への雨の侵入も防ぐようにしてあげることも大切です。ヒサシやカーテンなどを犬小屋につけてあげると良いでしょう。蚊の発生する時期には、蚊から伝染する病気の予防対策もしておかなければなりませんが、飲み薬などの方法以外に防虫ランプも利用場合は、防水用のコンセントを設置しておくと便利です。その他、運動についても考慮したいものです。

咬傷事故防止

庭の中で広範囲で自由に動けるようにしておくことですが、公道にイヌが接するような環境は避けるようにしてください。法律の基準にも記載があり、咬傷事故防止の意味があります。(行動から他人が庭を除いた他人がイヌに咬まれて大怪我をした例があります。)

リードを付けたままでも同様の配慮をしてください。リードをしたままでもワイヤーを長く張り、リードをつけたままでもその範囲なら自由にイヌが動けるようにすることもできますから、ペットショップなどで尋ねてみてください。専用の商品も市販されています。

愛犬を孤独にしないよう充分なコミュミケーションを持つこと

イヌは群れで暮らす動物で、家族と一緒にいたい動物です。庭で飼養する場合には、イヌを孤独にしないよう充分なコミュミケーションを持つようにしてあげてください。孤独にさせることはより大きなストレスをイヌに与え、無駄吠えなども問題行動を誘引することにもなります。

近隣への迷惑とは、この無駄吠えをはじめとするペット公害といわれるもので、四大公害として、吠え声・排泄(臭いなど)・ゴミ処理・抜け毛があげられています。民法や動物の愛護および管理に関する法律でも、ペットによる第三者への財産や身体への侵害をしないよう記載されています。

無駄吠えは飼い主とのコミュニケーション(しつけ)やストレス・充分な運動により防ぐことができます。

排泄場所と食事の場所

また、排泄場所と食事の場所は近すぎないことも大切です。排泄物についてはこまめな掃除により清潔さを保つようにしてください。これは公衆衛生上、イヌの感染症などの病気を予防することにも関連します。ゴミ処理については、ルールを守ったゴミだしするようにしてください。排泄物の処理方法としては、専用の排泄物処理機を用意したり、生ゴミの回収日までのストックができるものを用意することも配慮の方法となります。また、トイレから下水に直結している場合は、人間のトイレからペットの糞便を流すことを奨励している行政もあります。

抜け毛対策

抜け毛については換毛期に注意が必要です。充分なブラッシングをしておくことが予防になりますが、屋外でブラッシングをし、抜け毛が飛散しないように配慮をしてください。さまざまな予防方法がありますが、ペットを飼養するうえでの気遣いは飼い主としての責任として、心がけるようにしましょう。

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