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【子犬の食糞をやめさせたい】子犬の食糞対策〜犬の相談Q&A〜

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こんにちは!Nature Cottage Akabekoです。相談者さんからご質問いただきました。

相談者さん
相談者さん

家に来たペキニーズの食糞が治らず悩んでいます。餌もちゃんと食べているのですが食べた直後でも食糞しますし、最近餌の食べが悪くて残してしまうのに、必ずウンチは食べようとします。

ちょっと目を離した瞬間に食べています。怒って止めさせようとしたり、ワサビやタバスコや食糞用の薬や試したのですが治りません。もう最近は、口までウンチの臭いがします。お手上げ状態です。どうにかして止めさせられないものなのでしょうか?


それでは、子犬の食糞対策について解説します。(監修:NPO法人アニマルワン)

子犬の食糞対策

食糞の原因には“これだ”といものがはっきりとは言明できないのが現状です。ストレス・栄養状態・癖などいろいろなことが考えられるのです。

①一番の基本は排泄をしたら、その瞬間に片付けてしまうことです。子犬の場合は食事をして、健康であれば20分から30分程度で排泄をしますから、食事の後には排泄をするまで注意深く観察するようにしてください。子犬の場合は1日に3回程度の食事が基本ですから、その度ごとに必ず実施してください。これが最大の基本です。癖や習慣になることが問題なのです。それほど難しい対応ではありませんから、是非、実施してみてください。

②次は併用し実施する方法として、オモチャ作戦があります。糞よりも楽しくて喜ぶ興味のあるオモチャを用意する方法です。好きな匂いのするものや、音のでるもの、などいろいろあります。そうすることによって遊びたいストレスを軽減することができます。その子犬によって好きなものが異なりますから、その子が大好きなオモチャを用意してあげるようにします。そして、そのオモチャで遊んだら充分に褒めてからオヤツなどのご褒美を与えるようにします。

このときに用意するオモチャは一つではなく、いつでもどこでも遊べるように複数個用意しておくと良いでしょう。時には飼い主さんも一緒に遊んであげても良いでしょう。食糞をする原因には、興味が湧き遊べるものがないときにも起こることが考えられますから、その原因への対応となります。この場合のポイントは、オモチャを子犬にあきさせないことです。

排泄をした後に仔犬があきない程度・もう少し遊びたい程度まで、子犬と一緒にそのオモチャで遊んであげるのも方法です。常に興味のあるものを側において置くようにしてください。排泄の後の特別なオモチャを用意して利用するのも良いでしょう。

生後3ヶ月齢を過ぎるとそろそろワクチネーション(ワクチン摂取)も完了して、お散歩デビューやしつけ教室にも行かれるようになるでしょう。そうすると、子犬にとっては随分とストレス解消にもなります。

また、糞以外にも興味を持つ対称が随分と増えてくるものです。糞で遊ぶより楽しいことがいっぱい回りにあることにも気づき始めるものです。そうすると、自然に食糞といった問題が収まるようです。

あまりナーバスにならず対応してあげてください。ナーバスになり、大きい声でいつもいつも(食糞以外のことでも)叱ってばかりいると、イヌのしつけについても間違った問題が起こりかねません。できれば、家庭犬のインストラクターなどの専門家にしつけの相談をされることをお勧めします。

生後4週齢から12・13週程度までは、社会化期といって子犬の性格を形成するうえでは、とても重要な時期です。この時期の育て方により、今後のワンちゃんとの生活が楽しくもなり、楽しくなくなることにもなるのです。

正しいワンちゃんとの付き合い方を是非実施できるよう、頑張ってください。

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