犬と暮らす 犬の飼い方・しつけ

【飼い犬が訪問者に対して吠える理由】最適なしつけ方法とは。

犬の飼い方・しつけ

こんにちは!Nature Cottage Akabekoです。相談者さんからご質問いただきました。

相談者さん
相談者さん

我が家ではメスのマルチーズ1才を飼っています。無駄吠えも少なく普段は問題ないのですが、家族以外の人が家に入るとずっと相手に唸ったり、吠えたりします。外では人懐っこくてダレにでもうれしそうに寄っていきます。どうすれば家に入ってくる家族以外の人に吠えなくなるでしょうか?よろしくお願いします!

では、【飼い犬が訪問者に対して吠える理由】最適なしつけ方法とは。というテーマで解説します。(監修:NPO法人アニマルワン)

縄張り性攻撃行動

一言でいえば、縄張り性攻撃行動が疑えます。これは自分の家や庭など、イヌ自身が縄張りと強く認識したり、守らなければならないと意識している対象に近づいたりするものに対する攻撃行動のことです。

この近づく対象が脅威を与えたり攻撃をしようとする意思がなくても、イヌは攻撃行動を示すものです。非常に縄張りに対する防衛本能が強く、これが過度に現れていると考えられます。

一般的にこのような行動を示すイヌは、飼い主が知らないうちに、吠えたら来訪者がいなくなることを学習していることが多いものです。

例えば、郵便配達人・宅配便・新聞配達人などがあげられます。短い時間の来訪者に対し、イヌが自ら吠えたことによって彼らを撃退したと理解してしまっているのです。

もっとひどくなると、吠えても帰らない来訪者に対して、攻撃をしかけ咬んでしまうという事故を引き起こすことにもなります。

訪問者に対して吠え止ませる方法

さて、このようなワンちゃんに対して理解させることは、来訪者に対し、飼い主が認めた来訪者には吠える必要がなく、しかも来訪者があるといいことがあるのだと理解させることが簡単な方法でしょう。基本的には、飼い主の指示に従わせ吠えやませることも教えなければなりません。

まず、これを教えるには協力者が必要になります。協力者にドアホーンを鳴らしてもらい来訪してもらいます。多分、この段階でワンちゃんは吠え始めていることでしょう。

次に協力者にドアを開けて入ってきてもらいます。そこで吠えているワンちゃんに飼い主が“静かに”と指示を出します。この指示に従いワンちゃんが吠え止めたら、協力者からご褒美を与えてもらうようにします。

そして協力者に家に上がってもらい、ワンちゃんが吠えずにいたら先程のご褒美よりよりワンちゃんが好きなご褒美を与えてもらいます。そして、帰ってもらいます。

これを数十回続けて行います。来訪者が2回、3回、4回と同じ人であると、その人に対しての反応は弱くなり、吠えることをそのうちしなくなるものです。

吠え続けている場合は、最初は無視してご褒美を与えないでください。来訪者があり、飼い主の指示で吠え止むといいことがあるということを理解させるようにしてください。

来訪者に対して吠えなくするには、飼い主の吠え止めという指示を省くようにすることもできます。ドアホーンのチャイムが鳴り訪問客に吠えないでいると良いことがあると理解させるのです。

このように対応していると、ワンちゃんは最初の協力者に対して吠えなくなります。そうしたら協力者を換え、次の人にも同様のことをしてもらうようにします。

できるようになったら数人で交互に協力してもらうようにすると、さらに良いでしょう。最後は、来訪者を待ち望むようにもなるものです。

実際のしつけの方法には、いろいろな手法があります。また、実際のワンちゃんとの生活の細かい家族との生活方法が問題を引き起こしていることもあります。できれば、専門家の先生に詳しく相談し、最も適切な対処方法を行うようにすることをおすすめします。

ペットと泊まれる裏磐梯の隠れ家コテージ Nature Cottage Akabeko

福島県の会津地方にある裏磐梯という大自然に囲まれた国定公園内にあるペットと泊まれるコテージです。四季折々の景色を眺めながらご滞在いただけます。

小動物から超大型犬まで宿泊OK!ドッグランもリニューアルし安心して遊べるようになりました!わんちゃんもねこちゃんと一緒に遊びにきてね。ホームページ予約は当館最安値です!