子猫のノミは放置厳禁!その理由とは?
ノミは気温16℃以上で活発に活動し、室内でもじゅうたん・寝具・ぬいぐるみなどに潜んで繁殖します。体長わずか2mmながら繁殖力は驚異的で、1匹から1ヶ月以内に約200匹の新しいノミが発生し、卵・幼虫を合わせると1万以上になることも。
猫にノミが寄生すると以下の健康被害が起こる可能性があります。
- アレルギー性皮膚炎:強いかゆみでストレス大
- 瓜実条虫の感染:ノミを誤って食べることで感染
- 猫ひっかき病の媒介
まさに「百害あって一利なし」の存在です。
生後1週間の子猫におすすめのノミ駆除方法
生後間もない子猫は体力が弱く、市販薬や強い薬剤は使用できません。
安全に行うには以下の方法が基本です。
1. ノミ取り櫛で丁寧に駆除
- こまめに梳かしてノミを取り除く
- 取ったノミは潰さず、水+食器用洗剤を入れた容器に入れて処分(卵の飛散防止)
2. 寝床の清潔管理
- タオルや寝具はこまめに洗濯・乾燥
- カーペットやクッションも定期的に掃除機をかける
成長後に使えるノミ対策
子猫が生後1〜2ヶ月を過ぎ、体力がついてきたら、より効果的な方法を検討できます。
- シャンプー型(短時間で完了、完全乾燥が必須)
- 滴下型・スプレー型(動物病院で処方、卵や幼虫にも効果)
- 首輪型(駆除+予防効果、装着は成長後に)
市販の安価な駆除薬は効果や安全性が不明な場合があるため、動物病院での処方を推奨します。
動物病院でのチェックも忘れずに
- 生後1ヶ月を目安に糞便検査で寄生虫の有無を確認
- 使用できる駆除薬や予防薬を獣医師に相談
まとめ:子猫の健康を守るために
- 生後1週間の子猫は薬剤に頼らず物理的駆除が基本
- 成長後は安全な駆除薬で再寄生を予防
- 寝床と生活環境を常に清潔に保つ
母猫の初乳を飲んでいるかどうかも免疫面で重要です。元気に成長できるよう、環境管理と健康チェックを徹底しましょう。
(監修:NPO法人アニマルワン)
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