お悩み相談
2歳のパピヨンを飼っていますが、なかなかいたずらが直りません。
夜、飼い主が寝ている間に家具や物を噛んでしまったり、
テーブルの上にある食べ物を、目を離した隙に食べてしまいます。
「いたずらをしたら3秒以内に叱らないといけない」と聞きますが、
夜中の行動なのでその場で叱ることができず、
後から怒ってもまったく言うことを聞いてくれません。
夜にするいたずらをやめさせる方法はありますか?
結論:夜のいたずらは「叱り方」より「環境と生活習慣」が重要
犬のいたずら行動は、単なるわがままではなく、
環境・運動不足・飼い主との関係性が大きく関係しています。
まず知っておきたいのは、犬を叱るタイミングです。
犬を叱る正しいタイミングと注意点
犬は、行動と結果を0.5〜2秒以内で結びつけて学習します。
それ以上時間が経ってから叱っても、
「なぜ怒られているのか」を理解できません。
叱るときの注意点
- 体罰は絶対にNG(信頼関係を壊します)
- 名前を大声で呼んで叱らない
→ 名前=怒られる、という認識になってしまいます - 叱るときは「ダメ」「いけない」など短い言葉で
夜中のいたずらはその場で叱れないため、叱るしつけが成立しにくいのです。
夜のいたずら対策①:噛んではいけない物を置かない
夜間に噛んでしまう物は、すべて事前に片付けることが基本です。
「噛まないでほしい」は犬には伝わりません。
代わりに、
- 噛んでも良いおもちゃ
- 犬用ガム・噛む専用アイテム
を複数用意し、「噛んで良い物」を明確にします。
夜のいたずら対策②:噛んで良い物を噛んだら褒める
犬が噛んで良い物で遊んでいたら、
- 声をかけて褒める
- おやつなどのご褒美を与える
ことで、
「これを噛むと良いことが起こる」と学習させます。
一方で、噛んでほしくない物には、
- 市販の苦味スプレー
- 犬が嫌がる匂い
を使う方法もあります。
夜のいたずら対策③:運動不足を見直す
夜中のいたずらや噛み行動は、
ストレスや運動不足のサインであることも少なくありません。
- 散歩時間が短い
- 運動量が足りない
場合、エネルギーが余り、
夜にいたずら・夜鳴きとして現れることがあります。
散歩の目安
- 1日1回・1時間以上
- できれば朝夕2回が理想
しっかり運動すると、夜は自然とよく眠るようになります。
いうことを聞かない原因は「甘やかしすぎ」かも
怒っても言うことを聞かない場合、
α(アルファ)症候群(権威症候群)の可能性も考えられます。
これは、
- わがままを聞きすぎる
- 一貫性のない対応
によって、犬が自分をリーダーだと勘違いしてしまう状態です。
日常で意識したいポイント
- 散歩は必ず飼い主が先頭
- 犬の行きたい方向に引っ張られない
- ルールを毎回同じにする
しつけは「一部分」ではなく、日常の接し方すべてが影響します。
どうしても改善しない場合は専門家へ
夜のいたずらが改善しない場合は、
- 犬のしつけインストラクター
- 動物行動学に詳しい専門家
への相談をおすすめします。
自己流で続けるより、早めの修正が犬にも飼い主にも負担が少ない場合があります。
まとめ
夜中のいたずらは、
- 叱り方の問題
- 環境設定
- 運動量
- 飼い主との関係性
が複雑に絡み合って起こります。
「怒る」よりも、
噛んで良い環境を整え、ストレスを減らすことが最も効果的です。
(監修:NPO法人アニマルワン)
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