猫と暮らす 猫の特徴・性質

【ネコ2頭飼育のケンカの原因】とは。ネコの特性について知ろう。

猫の特徴・性質

こんにちは!Nature Cottage Akabekoです。
相談者さんからご質問いただきました。

相談者さん
相談者さん

仲がよかった2匹の猫が、1週間前から突然ケンカをするようになりました。どうしてなのかさっぱりわかりません。原因は何でしょうか?よろしくお願いします。

わかりました。では、【ネコ2頭飼育のケンカの原因】とは。ネコの特性について知ろう。というテーマで解説します。(監修:NPO法人アニマルワン)

ネコは匂いによるマーキングで争いを避ける

ネコは本来、ケンカをできるだけ避けるような行動をとります。外でほかのネコと鉢合わせにならないように、匂いによるマーキングというのを行います。その一つに、糞によるマーキングがあります。これは、いつ、誰がその場所にいて、どんな地位にいるのかなどを、糞によっていろいろな情報を相手に知らせることができるのです。

また、尿によるマーキングは、自分の存在を知らせる役割がありますつまり人で例えると、名刺をそこに置いて歩いているような役割をします。お互いに尿によって挨拶を交わしているのです。

これは、ネコ同士のコミュニケーション手段としては極めて重要なのです。お互いに上手に共存する形で生きていることを意味します。

もしも、この尿によるマーキングがないと、ネコ同士の出会いがしらのケンカはもっと頻繁に起きてしまいます。

自分がこの道を通りたいと思ったときに、他のネコの新しいマーキングがあったとしたら、誰かが通過したばかりということなので、進路を変更したり少し時間をおいてから行こうとしたりします。

もしも、何メートルか先に他のネコの姿を見つけると、そのネコが立ち去るまでじっとその場で待っています。

もう一つの匂いによるマーキングに、擦り付け行動というのがあります。ネコには、口のまわり、顎、耳道内、肛門の周囲、尾の付け根などによく発達した皮脂腺があります。この部分を対象物に擦り付けるのです。

このような匂いによるマーキングのほかにもいろいろとネコ社会にはルールがあり、そしてマナーがあるのです。

先住ネコがいてそこに新しいネコが加わり、争いが起こると言うケースはよくありますが、今まで仲がよく同居していたネコ同士が、突然仲が悪くなるという場合は、どちらか一方が病院などから帰ってきて今までとは違う匂い、例えば他のネコの匂いをつけてきたりすると、匂いを嗅いだ瞬間、「シャー」と威嚇したりします。しかし、それでもすぐにいつものように仲のよいネコ同士に戻ります。

環境の変化によるストレス

引越しなど環境が大きく変わるようなことが起きると強いストレスが加わり、その新しい環境に順応できずにパニック状態になってしまいます。そのようなときには仲間意識もなくなります。

しかし、これも飼い主さんの適切な態度などで、いずれ自分の居場所を見つけ出し安心すれば、仲間意識も芽生えてくるはずです。

まとめ

ご質問の内容だけですと、詳しい状況がわかりませんが、雄か雌か?避妊去勢手術をしているか?外出するかしないか?年齢はいくつか?などでもまた違ってきます。

性成熟をした雄と雌の場合は、発情に伴って争いが起こることがありますし、去勢手術をしていない雄同士だと、縄張り争いによるケンカが始まります。もしも、避妊去勢手術がまだのようでしたら、是非行ってください。

原因は必ずあるはずです。その原因を取り除き、冷却期間をおいてもまだ仲が修復できない場合は、別々の部屋で飼うしかないかもしれません。仲良くできなくても、お互い無視した関係でうまく共存できればいいのですが、激しいケンカを繰り返すようでしたらお互いにストレスがかかってしまいます。飼い主さんの態度によっても仲が悪くなる場合もありますので、2匹とも平等に、今まで以上に愛情を注いであげてください。

ペットと泊まれる裏磐梯の隠れ家コテージ Nature Cottage Akabeko

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