猫と暮らす 猫の特徴・性質

【ネコの毛づくろい】 毛づくろいの主な3つの意味。

猫の特徴・性質

こんにちは!Nature Cottage Akabekoです。
2月22日は猫の日!猫にまつわる事を書こうと思います。今回は、【ネコの毛づくろい】 毛づくろいの主な3つの意味について解説します。(監修:NPO法人アニマルワン)

ネコの本能的な行動

ネコの毛づくろいは、ネコの本能的な脳の回路に組み込まれた行動です。ネコはこの毛づくろいに起きている時間の8%~15%も費やしているのが普通です。

本能的な行動ですから、仔猫はだいたい6週齢位までには成猫と同じような毛づくろいをするようになります。言い換えれば、それまでの間は母猫や飼い主(保護者)が手伝ってあげる必要があることになるのです。

通常の毛づくろいの順番は、頭部⇒背中⇒脇腹⇒尾、さらに、肛門⇒生殖器周辺⇒腹部⇒肢⇒指間へと進みますが、この毛づくろいの中でも最も時間を費やすのが顔や首周辺、そして前肢です。

肉食動物で最も汚れる部分ですから、毛づくろいの40%もの時間を費やします。とはいえ頭や首は直接舐めることができないのですが、どうやって舐めれない部分を毛づくろいするかご存知ですか? 

まず初めにポー(肢先の部分、人間でいえば手ということになるのでしょうか?)を舐め、それから直接舐めることができない場所をポーを使って毛づくろいするのです。顔を前肢で拭いているような仕草をご覧になったことはないでしょうか? ネコ独特の愛くるしい仕草ですよね。

ネコは清潔を好む動物

ネコの毛づくろいの時間は体内時計によってコントロールされてもいます。毎日、ある決まった時間に毛づくろいをしているのです。

もし、この毛づくろいを数日間できなかったりすると、できなかった分を取り戻そうとしてネコは必死に毛づくろいに没頭するようです。このようにネコは清潔を好む動物であることが覗き見ることができますね。

生後6週齢まで母猫からしてもらった毛づくろの経験から、他のネコに毛づくろいをするようになることもあります。

この行動は血縁関係のある母系社会の中でのみで認められるのが一般的ですが、幼少期から一緒に育った社会的な家族の絆を結ばれたネコ同士(社会的に強く結びついたネコ同士)でも見られることが分かっています。

成猫になってからもお互いに毛づくろいもすることも分かっています。ネコの毛づくろいには体温調整という役割もありますが、体を清潔に保つという目的も重要です。

自分が舐めれない場所を家族のネコに舐めてもらったほうが簡単ですし、絆も深まるものです。この行動は時として人間に向けられることもあります。

精神的な安定を得る行動

飼い主を執拗に舐めたり毛づくろいを手伝おうとするネコがいます。同じ個所を執拗に舐めてきたりするものです。

これは単純な毛づくろいではなく緊張をほぐすためのものなんです。このような行動は大抵は授乳が完了する生後12週齢前に母親から離されてしまったネコに多い行動のようです。

飼い主をポーで揉もうとしてきたり、執拗に舐めてきたりした経験はありませんか? 

まとめ

健康管理・遊び相手・精神的安定面などから、相性、性格、感染症などに問題がないのであれば仔猫からの2頭飼養(里親さんになるなど)も考えられてもよいのではないでしょうか?

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